「自分の大切さとともに他の人の大切さを認めること」ができるために必要な人権感覚は、子供たちに繰り返し言葉で説明するだけで身に付くものではありません。このような人権感覚を身に付けるためには、学級をはじめ学校生活全体の中で自らの大切さや他の人の大切さが認められていることを子供たち自身が実感できるような状況を生み出すことが肝要です。個々の児童が、自らについて一人の人間として大切にされているという実感を持つことができるときに、自己や他者を尊重しようとする感覚や意志が芽生え、育つことが容易になるからです。
とりわけ、教職員同士、児童同士、教職員と児童の間の人間関係や、学校・教室の全体としての雰囲気などは、学校教育における人権教育の基盤をなすものであり、この基盤づくりは、教職員一人一人の意識と努力が不可欠であると認識しています。
1 人権教育全体計画
2 人権教育指導計画
3 今週の「人プロ」
本校では、令和6年度より、全ての教職員が、東京都教育委員会「人権教育プログラム」に基づき自作資料を用意し、人権教育に関わる校内ミニ研修を週1回実施しています。教職員が人権感覚を一層磨くとともに、様々な人権課題についての理解と認識を深め、児童の実態や発達の段階に応じて、関連的・系統的な指導を展開する方策の一つです。
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タイトル |
ページ |
人権課題等 |
第16回 |
R6.10.18 |
「境界線」の視点から |
134 |
不必要な身体接触 |
第15回 |
R6.10.4 |
道徳教育の視点から |
3 |
偏見や差別 |
第14回 |
R6.9.27 |
避難所生活・風評被害 |
75 |
災害に伴う人権侵害 |
第13回 |
R6.9.20 |
同和問題(部落差別) |
142 |
同 和 問 題 |
第12回 |
R6.9.13 |
心のバリアフリーノート |
141 |
障 害 者 |
第11回 |
R6.9.6 |
ハンセン病 |
163 |
HIV感染者等 |
第10回 |
R6.8.30 |
読み書き |
140 |
障 害 者 |
第9回 |
R6.7.18 |
吃 音 |
140 |
障 害 者 |
第8回 |
R6.7.12 |
食肉市場(芝浦と場)
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142 |
同和問題(部落差別) |
第7回 |
R6.7.5 |
あなたの人権感覚
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26 |
子 供 |
第6回 |
R6.6.21 |
合理的配慮 |
140 |
障 害 者 |
第5回 |
R6.6.14 |
L G B T Q + (プラス) |
168 |
性自認 性的指向 |
第4回 |
R6.6.7 |
心のバリアフリーノート |
141 |
障 害 者 |
第3回 |
R6.5.10 |
アイヌの人々の伝統と文化 |
51 |
アイヌの人々 |
第2回 |
R6.4.26 |
これくらい症候群 |
124 |
児童の権利 |
第1回 |
R6.4.19 |
おいしいバナナのまずい真実 |
55 |
外 国 人 |
4 本校の人権教育の実際