令和6年度もよろしくお願いいたします。

 満開の桜の花と共に、昭島市で12番目に誕生した共成小学校は、49年目の春を迎えました。校長着任4年目、第13代校長 森本 弘子(もりもと ひろこ)と申します。
 本校の子供たちは、自然豊かな環境と、保護者の皆様、地域の 皆様に温かく見守られながら、伸び伸びと生活し、健やかに成長しています。
 この子供たちをしっかりとお預かりし、これまで本校が歩んできた伝統と歴史に感謝申し上げ、さらに充実した学校づくりのために力を尽くしてまいりたいと存じます。
 本校は、今年度からコミュニティ・スクールとなりました。これまで以上に、保護者の皆様、地域の皆様と連携し、お力添えをいただきながら、地域と連携した教育活動を勧めていきます。引き続き、よろしくお願いいたします。

 元気いっぱい64名の新1年生を迎え、全校児童352名とともに令和6年度の教育活動がスタートしました。始業式で並んだ子供たちの表情は、希望と期待に満ちていました。6年生の代表児童が入学式に参加し、最高学年らしい立派な挨拶をしました。
  一人一人の子供たちがどんな活躍や成長を見せてくれるのか楽しみです。



 子供たちがこれからSociety5.0の時代・予測困難な時代を生き抜いていくためには、自分のよさを自覚し、自己肯定感をもち、自己選択・自己決定できる力を育み、自分を高めていこうとする「たくましさ」と他者を大切な存在として認め、理解し、協働してあらゆる社会的変化を乗り越えていこうとする力や困難な状況を乗り越え、立ち直る力(レジリエンス)「しなやかさ」を身に付けてほしいと願い、学校経営の基本方針としました。



 学校は、子供たちにとって、安心できる場所でありたい、そうなければならないと思っています。安心できる場でこそ、子供たちは、自分らしさを発揮したり、何かに挑戦したり、 また、うまくいかなくてもまた頑張れるのだと思います。
 共成小学校が、子供たちにとって安心して学び、挑戦できる場(心理的安全性の高い場)であるために、子供たちに次の意識(ハピネス・マインド)を育んでいきます。



 共成小学校の教職員一丸となり、教育者としての深い「愛」をもって、『未来を生き抜き、未来を創る「たくましく」「しなやかな」共成っ子の育成』を目指し、誠心誠意努力してまいります。

 共成小学校の校章について
 
 本校の校章は、「いちょうの木の葉」をメインテーマとしています。「子供たちの健やかな成長」を願って、仰ぎ見る高木へと成長するいちょうの葉を図案化したものです。

 6つのいちょうの葉は、自主・創造・協力を表しています。

 未来に生きる子供たちは無限の可能性をもっています。いちょうの木のように子供たちが夢や希望に向かってすくすくと伸びていけるように、共成小に関わるすべての人が共に手を携えて、子供たちの成長を見守っていけたらと思います。