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学年担任制とは
誰もが安心して過ごせる一人一人にとって居心地の良い学校をめざして、学年担任制を導入します

学校教育を取り巻く状況
 社会の変化に伴い、学校教育を取り巻く状況は一層複雑になっており、子供や家庭への対応も多様化しています。 学校では、従来の教科等の指導に加え、○○教育といった学校教育に求められる役割が、今も増加し続けています。「個別最適な学び」や「協働的な学び」に象徴されるように、新たな教育の実現も大きな課題です。
 そのような状況の中で、教員不足・教員の質の低下、学校全体の組織力の脆弱化なども危惧されています。 今や、学級経営を一人で担うことの困難さは増す一方で、複数の教員がチームで対応していく必然性が高まってきました。
学年担任制とは(概要)
 従来の「学級担任制」は、学級経営を一人の教員が担いますが、【学年担任制】では、一人の教員に固定せず、児童の指導、教科等の授業、事務などを、学年教員全員で担当し、協働して学級経営を担います。 
 学年担任制は、本校が貫いてきた「垣根のない学校」を、さらに一段高める根幹を形成するものです。学級の枠を外し「例外なく誰もが安心して過ごせる、一人一人にとって居心地の良い学校」をめざします。
期待される効果
【児童・保護者にとって】
〇 学年内のすべての学級を、学年の全教員が自分の担任する学級として、複眼的に見守ることができる。
〇 児童の良さを見い出したり、変化に気付いたり、学年全体で情報共有し早期かつ丁寧な対応ができる。
〇 複数の担任がいるため児童が話しやすい教員にいつでも相談することができ、児童の安心感が高まる。
〇 学年共通の経営方針、指導内容、指導方法などが全学級に保証され、指導状況の透明性も高まる。
〇 複数の担任と日常的に密に関わることができ、多様な考え方や人間性に触れ、多様性が身に付く。
【教員にとって】
〇 教員と児童や保護者との関係性、教員の専門性等、一人一人の教員の強みを生かした指導ができる。
〇 ベテランと若手教員それぞれの利点など、教員間の連携・相互作用による人材育成に効果的である。
〇 複数教員によるそれぞれの経験や知見を総合的に生かした学年統一した指導体制が確立できる。
〇 教科担任制による担当教科数の減少、事務仕事の軽減など、教員の働き方改革につながる。
〇 教員が様々な悩みや不安を一人で抱えることなく、学年共通の課題として分かち合うことができる。
検討課題(実施前〜実施初年度)
円滑な実施に向けて、様々な視点で、校内で検討しています。
【保護者の不安】
〇 誰が学級担任なのかはっきりしないと、児童や保護者の不安につながるのではないか?
〇 学年の教員間での情報共有に時間がかかったり、齟齬が生じたりするのではないか?
〇 校長や教職員が異動になることで、制度の持続可能性はどうか、持続可能な教育基盤となり得るか?
〇 一人一人の教員の責任感が薄れるのではないか、ベテラン教員の仕事が増えるのではないか?
【運用方法例】
〇 学校経営方針に基づき、各学年の実態に応じた実効性のある指導体制・形態で、柔軟に運用する。
〇 学年の学級数の全教員(従来の学級担任)で、一定期間ごとに、担当学級をローテーションする。
〇 可能な限り専科教員等を加えることで、学年の学級数を上回る教員で、学年の指導体制を組む。
〇 各学年の実態に応じて教科担任制を導入し、道徳と学級活動は、学年の全教員で担当する。
〇 教科担任制や総合的な学習の時間の指導は、複数学年のまとまりで実施することも考えられる。
【様々な試行】
〇 導入年度の「生みの苦しみ」は避けられないが、「今より大変になる」ことはやらない。
〇 児童や教員の実態に応じて、各学年の個性やアイデアを生かし、効果的な実施方法を検討する。
〇 例えば、以下の例から、各学年の実態に応じた実効性のある運用を行う。大切なのは「納得解」。

【教科の分担】
・ 担当学級(ローテーション) 学級指導(朝と帰りの会、給食、掃除など)、道徳、学活、道徳
・ 学年指導(学年全教員) 算数(習熟度)、体育、生活科、総合的な学習の時間など
・ 教科担任制(教科を固定) 国語、理科、社会、家庭科など
・ 講師が担当(未定) 音楽、図工、外国語など

【指導の分担】
・ 家庭連絡(生活ノート等) ・ 学年指導(学年全教員)
・ 宿題(自主学習ノート等) ・ 個人面談など

学年
担任制