校内研究 ::::
研究テーマ      かかわりの中で表現する意欲や技能を高める指導の工夫
    〜つ北授業モデルに基づく書く力の育成〜
研究モデル ::::
<新つ北授業モデル(試案)>
<モデル解説>
@顕在化している子供の姿「わたし」の下には、外からは見えない「意味・言葉」「イメージ」「無意識」が潜在的に躍動している。
A「わたし」(子供)を、回転する円錐に見立て、その回転力が生きる・学ぶエネルギーだと考える。
B「わたし」の基底は<身体>であり、学びの場面における身体(無意識・非言語)を通した体験や実感を重視する。
C「わたし」は、もの・ひと・こと(世界)との「かかわり」の中で、生き、学び、育っていく存在であり、豊かな「かかわり」を準備することが教育活動である。

D教育活動は、「わたし」が<身体>を通して、<かかわる>ことの繰り返しの中で、<できる>実感を得ることである。
※このモデルは、横内克之氏(元東京都図工専科教諭)のご助言をいただいて作成しており、オリジナルのものではありません。
<モデルを基に教師の働きかけを吟味する>
・子供には、目に見える側面<顕在>と、目に見えない側面<潜在>があることを認識しているか。
・子供のどのレベルの<潜在>に働きかけるのか。身体に届く働きかけになっているか。
・子供にとって、どのような「かかわり」(もの・ひと・こととの出会い)を準備するか。それによって、子供の生きるエネルギー(回転力)は高まっているか。
<書く力の育成に焦点を当てたモデル>
研究発表 ::::
        平成23・24・25年度 言語能力向上推進校研究紀要
 


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目次
はじめに
01 本校にとっての言語能力向上とは
02 言語能力向上の構想
   思考・判断・表現を高める「つ北授業モデル」
03 潜在を豊かにする取組
   「ことばらんど」
04 3年間の研究の流れ
05 本校における授業の工夫
06 「つ北授業モデル」を意識した授業実践」
実践@ 日常の経験と表現を結びつけ、イメージを膨らませるための課題との出会い
実践A 個々の児童の経験や体験を共有するための教材の工夫
実践B 児童の既習体験を想起させる発問の工夫
実践C 相手や目的に応じて情報を分類・整理するための発問の工夫
07 3年間の取組と成果
あとがき
ことばらんど ::::
9月 俳句 (6年生)

7月 オノマトペを使って詩を書こう (4年生)

4月 春の詩

3月 宮沢賢治のことば

2月 俳句(5年生)

1月 「本のまくら」

12月 2012年 私の1年を漢字一文字で表すと (6年生)

11月 だじゃれ(3年生)

10月 名前のアクロスティック(4年生)

9月 サン= テグジュペリ

7月 七夕の願いごと(2年生)

6月 谷川俊太郎さん

5月 はじめまして(1年生)