2023年6月5日(月)~7日(水)
令和5年度 日光移動教室
 6年生の日光移動教室の全行程を終え無事帰校しました。保護者の皆様、担任をはじめ教職員、大きくの方々に支えられた3日間です。皆様に心より感謝申し上げます。
 今年度は『探究』をキーワードに現地の様々な専門家から学ぶ機会を得て、子供たち一人一人が自分のテーマに真剣に向き合い、大きな成果を得ることができました。
 また、子供たちは、互いに相手意識を持って、心やさしい3日間を楽しく過ごしていました。子供たちの思いやりとやる気、元気、本気に拍手!
2023年6月7日(水)
No.001 いざ、日光移動教室へ
 おかげさまで天候にも恵まれ、日光移動教室が始まりました。早朝からお見送りありがとうございました。〈左〉非常時に備えて、今回も飲み水と非常食をバスに積み込みます。何故か「けん玉」も!〈右〉笑顔で、行ってきまぁ~す。
No.002 楽しいバスレク
 往復のバスの中では、マスク着用を推奨。昨年度までは黙バスでしたが、今年度はレクを存分に楽しめました。〈左〉ビンゴゲーム。〈右〉1曲目は、なんと校歌斉唱。そして帰りのバスの最終曲も校歌。ふじみ愛にあふれています。
No.003 日光市杉並木公園
 バスに揺られて3時間。予定通り杉並木公園に到着。〈左〉東武日光線沿いのベンチで、お弁当をおいしくいただきました。早朝のお弁当作り、ありがとうございました。〈右〉のどかな水車の音が響いてきます。
No.004 杉並木を散歩
 日光杉並木街道の保護と、地域の文化継承のために整備された公園です。杉並木街道の並木杉にはブレートがついたものがあり、杉並木オーナーさんのお名前が刻印されています。1本を1千万円で購入できるそうです。いかがですか?
No.005 日光東照宮 その1
 いよいよ日光東照宮に到着しました。今年は、「堂者引き」と言って、専門の方に、わかりやすく楽しみながら案内していただき、日光の奥深き歴史を学びました。〈左〉五重塔で集合。〈右〉表門から入ります。
No.006 日光東照宮 その2
 子供たちにとっても興味津々の社殿群が続きます。〈左〉神厩舎。「見ざる・言わざる・聞かざる」の三猿の彫刻が有名です。〈右〉三神庫。上神庫の屋根下には「想像の象」(狩野探幽下絵)の大きな彫刻がほどこされています。
No.007 日光東照宮 その3
 〈左〉陽明門。日本を代表する最も美しい門です。故事逸話や子供の遊び、聖人賢人など500以上の彫刻がほどこされています。たくさんの説明を聞けました。〈右〉御本社の内部です。ガイドさんの案内で、この廊下まで写真撮影と水を飲むことが可と言いことでした。
No.008 日光東照宮 その4
 長~い石段を登って、奥宮に向かいました。奥宮は、拝殿・鋳抜門(いぬきもん)・御宝塔からなる御祭神のお墓所です。登りの途中でバテテしまった子もいました。
No.009 日光東照宮 その5
 〈左〉薬師堂( 本地堂)の鳴き龍を聴いた後、陽明門の左右に延びる建物で、外壁に我が国最大級の花鳥の彫刻を眺めながら、東照宮の見学を終えました。〈右〉表門を出て、杉並木を通って日光二荒山神社の駐車場に向かいます。
No.010 華厳の滝 エレベータ
 華厳滝エレベーターは、滝壺と同じ高さにある観瀑台まで岩盤の中を100メートル下ります。約1分で長い地下通路に到着。真夏でも15度と涼しい空間を抜けると、3層の観瀑台が出現します。
No.011 華厳の滝 観瀑台
 日光連山から流れ出す清らかな水が火山活動によってせき止められ、熊野・那智の滝(和歌山県)と奥久慈・袋田の滝(茨城県)と並び、日本三名瀑に数えられるそうです。今日は、水量も多く、大迫力の滝を満喫しました。
No.012 三本松園地
 ホテルに向かう途中、「三本松園地」に立ち寄りました。戦場ヶ原と国道を挟んだ向かい側にあり、男体山をバックに絶好の撮影ポイントです。男体山の山頂まで、くっきり見えました。
No.013 ホテル山月
 本校では、初めて利用させていただくホテル山月に到着しました。たくさんの従業員の皆様にお出迎えしていただき、感謝の気持ちを込めながら、開校式を行いました。
No.014 源泉
 入室後、避難訓練をして、すぐに源泉に出掛けました。 勝道上人が温泉の湧出を見つけ、病苦を救う薬師瑠璃光如来を祀ったのが始まりと言われます。源泉は湯ノ平湿原と呼ばれる場所にあり、みんな夢中でした。
No.015 大広間で夕食
 〈左〉ホテルの大広間で夕食をいただきました。日常的にテーブルで食事する家庭が多いと思いますが、行儀よくマナーを守っていました。〈右〉テーブルごとの片付けも、とても素早く、しかもきれいです。さすがです!
No.016 温泉&星空観察
 夕食後は、ゆったりと温泉に入り(画像は加工しています)、星空観察を楽しみました。天候が心配されましたが、運よく雲間が途切れ、きれいな星空を眺めながら、人工衛星や飛行機、流れ星まで見ることができて感動していました。
No.017 おやすみなさい
 移動教室初日が終わりました。〈左〉部屋会議で明日に予定を確認した後、しっかり歯を磨いています。〈右〉今年もコロナ等の感染防止対策のため、本校では12畳部屋で3~4人が、頭を交互にして寝るようにしました。
 2023年6月6日(火) 2日目
No.018 「けんだマン」登場
 湯の湖畔まで早朝の散歩に出掛けました。〈左〉なぜか、子供たちは全員「けん玉」を持参しています。〈右〉ふじみ体操が終わる頃、八ヶ岳の夜の「けんだマン」が、朝っぱらから奥日光に登場!子供たちとけん玉勝負をして楽しみました。
No.019 いざ、出発
 今日は1日中フル活動の予定です。〈左〉湯の湖の木道を歩き始めまたことろ。まだ元気いっぱいです。 〈右〉青空に湖面がきれいに輝いていました。様々な鳥の鳴き声に癒されながらのどかな雰囲気です。
No.020 湯滝
 〈左〉湯の湖のゴール「湯滝」に到着しました。上からの様子。湯の湖から勢い良く流れ落ちていきます。〈右〉滝つぼからの様子。華厳の滝・竜頭の滝と併せて奥日光三名瀑の1つと言われています。
No.021 戦場ヶ原ウォーク
 湯滝からは、いよいよ戦場ヶ原ウォーク本番です。ここから赤沼近くまで、インタープリター(ガイドさん)に日光の自然の魅力をたくさん伺いました。専門家と一緒に歩くことで、子供たちの探究を深めることができました。
No.022 泉門池
 泉門池と書いて「いずみやどいけ」または、「いずみやど」と読みます。戦場ヶ原散策路の途中にある湧水池で、木々の向こうに男体山を望むことができました。 ベンチで小休止です。
No.023 戦場ヶ原
 広大な戦場ヶ原の木道を歩きました。すがすがしい陽気で、視界も開けていて、とても爽やかな 爽やかな湿原ウォークを楽しむことができました。奥日光の雄大な自然を満喫です。
No.024 中禅寺湖畔
 〈左〉カレー粉の入手が困難だった時代のようなカレーライスを食べた後、時間にゆとりがあったので、中禅寺湖畔でのんびり過ごしました。〈右〉湖水がきれいです。
No.025 龍頭の滝
 〈左〉3時間のハイキングのゴール「龍頭の滝」に到着しました。大迫力です。〈右〉「龍頭」を眺めながら、ソフトクリームを味わいました。ホッと一息です。
No.026 日本両棲類研究所
 〈左〉両棲類研究所では、所長の篠崎尚次氏から直接お話を伺うことができました。子供たちは発生学・再生学の奥深さに、目を輝かせて聞き入っていました。〈右〉引率の先生方の興味もマックスでした。
No.027 蛇との触れ合い
 いつもは爬虫類と無縁で、蛇など恐くて触れない子たちが、何故か積極的に首に巻いていました。ただし、この研究所以外のペットショップや野生の蛇は危険なので、絶対に近寄らない(触れない)ように!ということでした。
No.028 さかなと森の観察園
 両生類と爬虫類の学習をした後は、魚類です。 「さかなと森の観察園」は水産研究・教育機構の広報施設です。河川や湖沼に住む「さけ・ます類」について学ぶことが出来ます。さかなたちに餌やりもしました。
No.029 あんよの湯
 1日中フル活動しましたが、最後は、あんよの湯(足湯)に入って、疲れを取りました。〈左〉ぬるい湯は快適。ずっと入っていたいです。〈右〉熱すぎる湯は地獄。 数秒が限界か!
No.030 お土産タイム
 〈左〉全国割のお土産のおかげで、キーホルダーなど記念になるものを買うことができたようです。〈右〉お土産を選んでいるとき、ホテル玄関の前を鹿の親子がのんびり散歩してしていました。
No.031 温泉と食事
 〈左〉2日目は、夕食前に、のんびりと温泉に入って、疲れを取りました(画像は加工しています)。〈右〉入浴後の夕食は、箸が進みます。お腹いっぱい食べました。
No.032 レクリエーション
 今夜は雨が降りましたが、当初の予定通り、広間でのレクリエーションを楽しみました。手作りの日光ビンゴや伝言ゲームなどで大盛り上がりです。 この後は、各部屋でのんびり過ごしました。
No.033 最後の夜
 班長会議の後、各部屋でしっかり伝達をしていました。2日間、めいいっぱい活動してきたので、今夜もぐっすり眠れそうです。おやすみなさい。
 2023年6月7日(水) 3日目
No.034 出発の朝
 3日目の朝を迎えました。〈左〉朝6時起床とともに、素早く寝具をたため、あっという間に部屋の片付けをしていました。〈右〉今日も快晴です。ホテル前で元気に「ふじみ体操」です。
No.035 お世話になりました
 〈左〉3日目の朝食。八ヶ岳の清泉寮自然学園のような美味しい焼きたて手作りパンではありませんが、ロールパンはお替りできました。〈右〉この部屋からの景色はとても良かったです。
No.036 日光彫り
 〈左〉ホテル内で、職人さんに教わりながら「日光彫」を体験しました。自分で描いた下絵をカーボン紙で写して、ひっかき刀で掘り進めます。〈右〉一生懸命に取り組んだ作品は、世界に一つの宝物です。
No.037  閉校式
 〈左〉3日間お世話になったホテル山月での閉校式です。ホテルの方から、子供たちのマナーや挨拶の良さなど、たくさんお褒めの言葉をいただきました。〈右〉最後の最後まで、安全確保とお見送りをしていただきました。
No.038 上州御用「鳥めし」
 〈左〉バスの中から絶景が広がるパノラマを眺めながら、奥日光を離れていきます。〈右〉お昼は、草木湖を眺めながら、上州御用「鳥めし」です。3日間で、一番おいしい食事でした。
No.039 富弘美術館
 最後の見学場所「富弘美術館」でも、学芸員に質問しながら、一人一人の課題に向き合いました。 水彩の詩画を通して生命の尊さ、やさしさを語り続ける星野さんの作品を、真剣な表情で見つめ、自分の思いを綴ってしました。
No.040 帰校式
 〈左〉「ただいまぁ~」、お出迎え、ありがとうございました。3日間の充実した「探究」を終え、たくましい表情の子供たちが帰ってきました。〈右〉全国割の対象となり、地域クーポン券によるお土産がありました。