2025年1月14日(金)
ふじみ探究の日
 1年目【学習発表会】→2年目【探究発表会】→3年目【ふじみ探究の日】と名称が変遷してきました。目的が、〔日頃の学習を発表する会〕→〔探究的な学びの成果を発表する会〕→〔これまでの学びの過程や成果を共有し、これからの学びにつなげていく学びの場〕と、変化してきたからです。6年間の学びのターニングポイントなる日です。『ふじみの学びの形』が形成されてきました。これからも学びは連続していきます。御参会ありがとうございました。
 会場も、昨年度までは体育館内のみでしたが、学びの環境構成の観点から、ランチルーム(多目的室)、体育館、さくら学級、普通教室、プレイルーム、さくら学級、家庭科室、丸池、ビオトープと、必然的に多彩な設定となりました。
 3年生 探究課題「いのち×地域」  私たちが住む「昭島」の良さを再発見することから学びが始まりました。その良さは、どのように築かれてきたのか、フィールドワークを中心に、様々な方にインタビューするなど、先人の礎から学び、未来の昭島につなげていく自分たちの‘今‘’に目を向けていました。
 4年生 探究課題「いのち×くらし」  東中神の睦囃子、落語、草木染などの体験活動を通して、暮らしの中で根付き、継承・発展してきた伝統芸能や伝統工芸について探究し、自分事として深く広く考えるようになってきました。自分たちが実感した学びを伝えられるように意識しました。
 さくら低学年 生活科で探究してきた学びの成果の発表です。緊張しながらも、相手意識をしっかり持って、堂々と発表していました。どのような学びをしてきたかよく伝わったと思います。
 1年生 探究課題「いのち×生活」  生活科の「きせつとなかよし」で学んだことを起点として、創意あふれる「遊び」を作り、学びの主体者として発表していました。「なぜ?」「どうして?」と常に問いを重ね続け、「何を」「どのように」と相手意識をもち、「伝えたい」気持を工夫していました。6年間の確かな学びの始まりです。
 2年生 探究課題「いのち×まち」  「えがおのひみつ たんけんたい」として、身近な地域を探検して発見したことを、プレゼンソフトを駆使して発表していました。「仕事と笑顔のつながりを探ってきた」発表している子供たち自身の笑顔が自信に満ちていました。
 さくら中学年  3年生は、夢の商店街をめざして、クイズをプログラミング。今日は、保護者の皆さまとクイズで意見交流をしました。4年生は、豊かな暮らしを探究して、ビオトープに畑を耕しました。今日は、子供たちが畑で育てた野菜を使って、料理から接客までを学ぶ場として、さくらレストラン「畑」をオープンしました。
 5年生 探究課題「いのち×環境」  環境と自分たちの関わりについて、深く探究してきた学びの過程において、「未来の環境を守っていきたい」という当事者意識が高まり、社会の一員として何をすべきか、真の学びにつながってきたようです。体験の蓄積とともに、対話の大切さ、日常の教科学習の重要性にも気づき、「もっとこうしたい!」と意欲が向上していました。
 6年生 探究課題「いのち×生き方」  将来なりたい職業やそのための進路を考えるという枠を超えて、自分の「生き方」の本質を見つめ、「どう生きるか!」考えていることを5年生や保護者と共有し、本音で意見交流する姿がとても印象的でした。保護者の皆さまが真剣に応えてくださった言葉は、これからを生きる子供たちの宝物となりました。ありがとうございました。
 さくら高学年  ビオトープを舞台として探究してきた5年生は、教室で学びの過程を発表した後、ビオトープに出てきて保護者の皆様とサッカーゲーム。生き方を探究してきた6年生は、「探究カフェ」をオープンしました。自分たちはどう生きるか、ものづくりを通して探究してきたことを「カフェ×クッキー」で具現化したものです。
 情報  さくら学級の探究的な学習をファシリテートしている本校の教員が、Webメディア “呼吸の時間ですよ”から取材を受けました。記事はコチラです(外部ページになります)。