2025年10月28日(金)
4年生 校外学習 浅草
 今年は、午前も浅草、午後も浅草、浅草を満喫しました。とても意欲的に体験しながら、 自分の「問い」を探究していました。子供たちが主体的に学ぶ姿勢があって、価値ある校外学習となりました。
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 浅草に向かって意気揚々と出発! が、アメリカ大統領の来日と重なり、交通規制のため、3時間半の長旅となってしまいました。
雷  門 
 台東区観光ボランティアガイドの方々に班ごとに案内していただき、浅草寺境内の見学開始です。
 まずは雷門。風神・雷神が守護する浅草寺の総門です。
仲見世通り
 雷門から宝蔵門まで長さ約250mにわたって、参道の両側に朱塗りの店舗が並ぶ「仲見世」を通って歩きます。ほぼ100%近く外国からの観光客であふれていました。
 仲見世通りを横切るように走る「伝法院通り」です。「白浪五人男」など、歌舞伎でおなじみの人気者が隠れていました。
 屋号や商品そのものをかたどった看板や行灯が多くならび、江戸っ子の落っ気を感じる通りでした。
 仲見世を抜けると、前方に堂々たる朱塗りの楼門が見えてきました。浅草寺山門の宝蔵門です。
宝蔵門と五重塔
 元版一切経を収蔵する宝蔵門です。仁王像が安置されており、もともとは仁王門と呼ばれていました。
 宝蔵門の仁王尊像、大提灯、大わらじに圧倒されながら、東側に目を向けると、朱も鮮やかな五重塔が見えます。
 本堂の手前でガイドツアーは終了です。ありがとうございました。浅草寺の御神木、大イチョウで一休み。この大イチョウは、東京大空襲で焼夷弾が直撃し、上部が吹っ飛び、中も焼けて空洞になりましたが、枯れずに生き続けています。
本 堂 へ
 「香炉」では線香の煙で厄を払い、「お水舎」で身を清めて、「本堂」へ。浅草寺の本堂はご本尊の聖観世音菩薩を奉安することにちなみ、観音堂とも呼ばれる堂宇です。
 本堂から五重塔、宝蔵門を通って、雷門まで戻ります。
お 弁 当
 雷門の斜向かいにある浅草文化観光センターの多目的スペースでお弁当です。おいしいお弁当にニコニコです。
 ここで保護者ボランティアの方たちと合流しました。午後は、班ごとに教員と保護者の2名体制で班行動です。
午後は班行動 
 班ごとに、自分たちの目的に応じてフィールドワークの開始です。地図を見ながらリーダーを中心に行動します。
 この班は、「二天門」をくぐって、スカイツリーの見晴らしのいい交差点に向かいました。
 外国の方に英語でインタビュー。世界中の様々な国から、様々な言語の方々が訪れていました。みなさんフレンドリーで、笑顔で応えてくれました。意思疎通ができて、子供たちの自信につながりました。
 もう一度境内をじっくり見学したグループもあります。「香炉」では線香の煙で厄を払い、「お水舎」で身を清めて、「本堂」へ。
 人形焼きの作り方を見学したり、様々な龍の違いを発見したり、気をつけて歩いて、天水桶や火の見櫓、鼠小僧まで見付けました。
帰 路 へ
 保護者ボランティアの皆様のご協力のおかげで、午後のグループ行動も安全に実施することができました。心より感謝申し上げます。
 帰りの道路はスイスイで、行き1/3の時間で到着しました。社会科見学と探究学習のフィールドワークを合わせて実行できた学びの多い校外学習でした。